プレミアム住まい総合情報ブログ

腕のいい大工が少なくなってきた時代

2011.11.19

モジュールは何も最近の建築だけに採用されているわけではない。畳、襖、障子、押入などすべて決まった寸法でつくられてきた。つまりこれらもモジュールなのだ。現在のプレハブ住宅は、あらかじめ設定された寸法=モジュールを基本にして、部材を「直角」に組み合わせていく工法が基本になっている。だから、外観にカーブや斜めの組み合わせが出てくることはない。あるとすれば例外的に、装飾的につくっているということになる。できるだけモジュールの種類を少なく抑えて、なおかつ多様な形を生みだす。

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このために寸法の精度は絶対的に必要なのである。一つの寸法が狂えば、全体の組み合わせにも影響するからだ。住宅が大工の腕と頭に頼っていたころなら、寸法の補正は現場で行えた。大工の頭のなかには設計図も入っていた。だが、それは大工の腕、職人の質に大きく左右される。いまのように腕のいい大工が少なくなってきた時代には、なかなか通用しにくい方法になりつつある。




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