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世帯の人員の減少化が住環境に変化をもたらす

2011.10.07

少人数世帯が主流に人口増加から減少に転じても、しばらくの間は世帯数の増加傾向が続くから、住宅需要にブレーキが一気にかからないことは、すでに指摘したとおりである。しかし人口減少が始まると、その数年後には世帯数の増加が止まり、やがて減少しはじめる。世帯数の減少は、もちろんさまざまな分野に大きな影響を与えるが、ここではさらに世帯人員の構成の変化が、住宅市場にどのような影響を及ぼしていくのかについて考えてみたい。現在、人口や欧帯数の減少についてはよく議論されているが、世帯を構成する人員の変化についての議論は少ない。世帯構成の人員数の変化は、住生活の内容に大きな影響を与えていく。このことについての十分な分析は、今後の「住宅」を考える上で、非常に重要なポイントとなる。まず、過去五〇年間にわたって、人口や世帯数の増加とは対照的に、一世帯あたりの人員数の減少傾向がわかる。

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